athome-developer’s blog

不動産情報サービスのアットホームの開発者が発信するブログ

re:Invent2018 5日目 Keynote2と6日目

情報システム部の白石です。

5日目

re:Invent2018の5日目です。

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メッセージボードは更新しました。これは日課です。

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午前中はCTOのワーナー・ヴォゲルスによるKeynoteがありました。

  • 最悪の日として2004/12/12の話 Oracleのバグでシステムが停止しそれは制御できないことが分かった
  • 制御するために最初にシャーディングすることを決めた
  • 信頼性の点では失敗の影響を最小限にするためにセルベースアーキテクチャにいきつく
  • リレーショナルデータベースはクラウド向けにデザインされていないことから、シャーディング、シェアードナッシング、シェアードディスクといったアーキテクチャでも本当の制御ができていない
  • そこで基本的な構成要素を分割かつキャッシュをなくしストレージとロックプロセスを見直した
  • 分散スケールアウトアーキテクチャであるAuroraを作り制御できるようになった
  • Auroraの共有ストレージは分散されていて失敗と投票の仕組みを最適化した
  • 標準のMySQLは結果の書き込みのために複数の書き込みが必要
  • ログこそがデータベースである Auroraではログを移動しているだけなので早い
  • AuroraはクラウドネイティブDB革新のための基盤である
  • 話は変わりリレーショナルデータベースを使う必要があるかという問いかけとAWSは様々なDBを用意していることの紹介
  • amazon.comOracleからDynamoDBに移行した話
  • 担当者によるS3の詳細の話 235以上のマイクロサービスでできている
  • 最高の日として2018/11/01の話 OracleをなくしRedshiftへ完全移行した

ここで新サービスの紹介でした。

  • Amazon Redshift concurrency scaling
    • Redshiftは性能がよくなり続けているがさらなる高速化のためのサービス

FenderAWS化を進めている紹介があり、ワーナー・ヴォゲルスの話に戻りました。

  • 顧客はビジネスロジックに集中するためにサーバレスを進めている
  • 担当者によるLambdaの内部の説明

その後はサーバレスにかかわる新サービスの発表が続きました。

  • AWS Toolkits for popular IDEs
    • 開発者が普段使っているIDEAWS Toolkitが対応
  • Lambda Rubyサポート(今日から一般利用可)
    • Ruby2.5をサポート
    • 後述のCustom Runtimesの方式の一つ
  • Lambda Custom Runtimes(今日から一般利用可)
    • Linux準拠の言語ランタイム持ち込みが可能に
    • パートナーによりCOBOLもサポート
    • AWSではC++とRustも提供予定
    • ランタイムの独自管理はセキュリティーホールなどの問題があったときに大変なのでAWSがサポートする言語を中心に使うことをすすめられた
  • Lambda Layers(今日から一般利用可)
    • これまで各関数に同梱が必要だった共有コンポーネントをまとめてアップロードし各関数がそれを参照できるようになった
  • Nested Applications using Severless Application Repository(今日から一般利用可)
    • 複数のリポジトリをSAMを使って1つのサーバーレスアプリとしてカスタマイズやデプロイできる
    • 似たようなコードを書かなくてよくなる
  • Step Functions service integrations(今日から一般利用可)
    • Lambdaを書かずにAWSサービスを結合させることが可能になる
  • WebSocket support for API Gateway(Coming Soon)
    • 主にゲーム関連の顧客向け
    • LambdaとAPI Gatewayを使いリアルタイムの2-way通信アプリケーションを作れる
  • ALB Support for Lambda(今日から一般利用可)
    • LambdaはAPI Gateway経由のみだったがもっと手軽な用途で使える
    • ALBのTarget GroupにLambdaを登録できるようになり、ALBのパスベースルーティングと組み合わせて可能性が広がる
  • Amazon Managed Sreaming for KafKa(今日からプレビュー)
    • フルマネージドで可溶性が高いApache Kafka完全互換サービス
    • Kafkaはパッチが頻繁にあり管理が楽になる
  • AWS Well-Architected Tool(今日から一般利用可)
    • ソリューションアーキテクトが活用しているこのツールを使ってユーザ自身がアーキテクチャの改善が可能になる
    • 項目ごとにビデオも見ることができ学習もできる

午後は「Runnning OracleDatabases on Amazon RDS and Migrationg to PostgreSQL」Workshopに参加して、DMSを体験しました。

Encoreホテルに移動して「Japan Wrap-up」セッションを受けました。

今回のre:Invent2018で発表された新サービスの総まとめを日本のAWSソリューションアーキテクト達がものすごい速さで説明してくれました。

そこで得た内容は上記の新サービスの説明に反映させています。

今日の最後は通称大人の遊園地と言われているre:playに専用のシャトルバスで移動し楽しんできました。 SkrillexとMijaという有名なDJが来ていたらしいですが、遅れて参加したためかクラブテントの中心部に近づくことはできませんでした。 代わりにPLAYテントで体験型のゲームをいくつか楽しんできました。

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6日目

最終日の6日目は、午前中に「What’s New with AWS CloudFormation」セッションを受けました。 使っているので対応リソースが増えたことや手動による変更を検知できるドリフトが使えるようになったことは助かります。

まとめ

re:Inventに参加することで、AWSの大きさや進化速度の大きさ、それにかかわる開発者やユーザの熱気を直接感じることができました。 AWSはこれからもNo1でいるし進化し続けていくと感じました。

残念だったことは私の英会話力が低くて積極的にこちらから話しかけられなかったことです。AWSからの情報はWebサイトや他の参加者のブログなどから参加しなくてもいくらでも得ることができますが、re:Inventでは個別にサービスの開発者と議論したり、大勢の熱狂的な参加ユーザと直接会話することも可能です。

いかないとできない+αの体験をするにはAWSの知識と英会話力が必要だと感じ英会話力をつけたいと強く思いました。オンライン英会話始めます。

最後に、会社に今回参加の交渉をしてくれたり、昨年のre:InventのYouTube動画を一緒に見て要約する訓練を行ってくれたりした上司、また参加を許可してくれた会社には大変感謝しています。